教育の基本は本を読む事

長女がムンバイでインターの幼稚園に行きだして、家庭訪問がありました。先生にいくつか質問しましたがその時に家庭での学習について聞きました。後になって気づきましたが、長女が通っていたインターは学習についてはそれほど急かしていない学校でした。その時の担任の先生から言われたことは、「本をたくさん読んであげてください。読ませてください。」というものでした。当然、英語の本だろうと思って話を聞いていましたが、「日本語であっても構わない。」と。理由は、「文章を組み立てる本質は言語が変わっても同じだから。」というものでした。妙に納得した事を覚えています。確かに、日本語の本と英語の本を織り交ぜても本人の中でそのまま受け止めて咀嚼しているようでした。話す内容も、文章で自分の気持ちや考えを伝えられるように、すくすくと育ちました。この時の経験があったので、自信を持って読み聞かせの時には第二子、第三子に対しても日本語の本と英語の本の両方を読んでいました。子供たちも言語で本を選ぶようなことはしていませんでした。子供3人とも好きなのは、「ないしょのおともだち」です。英語版も日本語版も両方大好きです。

読み聞かせをするときに、本の言語にはそれほど神経質にこだわらなくてもよいと捉える事ができて、また結果的にその方が子供たちも本そのものを楽しめているようです。続けていこうと思います。

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